初期型ロベルタ・リフターシステムご装着中のカレラGTオーナーの皆さまへ リフターオーバーホールとバージョンアップのご案内

 ポルシェ・カレラGT用リフターシステムの販売がおかげさまで10年を迎えました。多くのカレラGT愛好家の皆さまにロベルタをお選びいただき、心より感謝を申し上げます。このご案内は、特に初期モデルのロベルタ・リフターシステムをご使用中のカレラGTオーナーの皆さまへのリフターオーバーホールとシステムバージョンアップメニューのお知らせです。

 カレラGT用リフターシステムでは当初、リフトアップ状態であることを車内へ知らせるアラームとして、リフター本体から機械的に「カツ、カツ、カツ」というハンチング音を発する構造を取っておりました。これはリフトアップ状態であることを意図的にアナログ音としてドライバー様にお伝えすることで、リフトアップ状態のまま走り続けてしまうことを予防するための構造です。

 現行型のロベルタ・リフターシステムでは電装システムを刷新し、メインコントロールモジュールと専用小型スイッチを新たに標準化しております。このコントロールモジュール仕様では、光のインジケーターと電子音とでリフトアップ状態をお知らせする仕組みを採用しております。

 カレラGT用の初期型ロベルタ・リフターシステムも、このメインコントロールモジュール仕様へバージョンアップすることが可能となっております。リフター本体のオーバーホール時期を迎えているお客様もいらっしゃるかと思いますので、オーバーホールに合わせ、是非コントロールモジュールのバージョンアップもご検討ください。ハンチング音のアラーム発音を廃することで、より快適にリフターをお使いいただけます。

 リフターのオーバーホール及びバージョンアップは、弊社へのお持ち込みはもちろんアッセンブリー部品での作業も承っております。遠方にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。