GENROQ 2020年6月号

国内外の愛好家から人気を集めるリフターシステムの定番アイテム

　ポルシェやスーパーカーは車高が低い。そのため少々手狭な街中では気を遣わされることも多くなる。そこで多くのオーナーに愛され続けているのが、車高をリフトさせてロードクリアランスを確保する、ロベルタリフターシステムだ。

　構造的には純正サスペンションに高精度なロベルタリフターシステムを組み込み、内部のシリンダーを圧縮空気によって車高をコントロールする。車両側にビス穴ひとつ開けず、必要最小限のスペースに装着できるため、走行性能やスタイリングを損なうことなく、段差やギャップの問題を解決することができる。

　さらにたゆまぬ改良により常に進化を続けていることもオーナーたちから評価される理由のひとつ。例えばこれまでGT系以外の911に装着する場合は、社外品のビルシュタインの車高調キットが必要だったが、992ではノーマルダンパーのままでも装着可能。その結果、従来よりコストも抑えられる。装着実績が豊富なロベルタだからこそ5年間のメンテナンスフリーや10年にも及ぶ長期保証が付帯するなど、愛好家から支持されるのも納得だ。

　ちなみにロベルタリフターシステムは全国各地のロベルタ正規ディーラーで装着できるほか、本社に併設されるロベルタファクトリーでも対応している。登場して以来、対応車種も拡大しており、多くのユーザーは愛車を乗り換えるたびに、ロベルタのリフターシステムを装着しているほどだ。このリピート率の高さは、目の肥えたオーナーたちが満足している証拠といえるだろう。

GENROQ 2020年6月号より

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