TOKYO AUTO SALON 2025


もはや、スーパーカー博物館!?

カレラGT、ディアブロGTという2台のGTが集うだけで稀有なのに、極めつけにSF90 XXが並ぶ。 こんな豪華な布陣は数々のスーパースポーツにリフターシステムを供給し、あらゆるユーザーから絶大な信頼を得ているロベルタならでは。もちろん3台ともリフターシステムが装着され、自動で車高が上下する仕組みになっていた。 公道走行可能な初のXXモデルとして登場したSF90 XXなんて特にロベルタリフターシステムとの親和性は高い。
GENROQ 2025年3月号より
日常から非日常まで あらゆるV.I.Pから支持を受ける

常から非日常まで、ロベルタ・リフターシステムはカーライフのすべてを快適に、そして刺激的にしてくれる製品だ。ロベルタフアクトリーが独自開発した高圧エアシリンダータイプのエアリフトアップシステムである。サスペンションのアッパー部分にジュラルミン製シリンダーを組み込み、高圧エアでシリンダーを駆動させることで長さを変化させて車高を操るもの。リモコンスイッチによって瞬時に本体を動かせるので、普段使いでの“待ち”がない。ポンプやエアタンク、コントロールユニットなどは車室空間をほぼ犠牲にせずに設置できるという意味でも、デイリーユースではほとんどストレスフリーだ。たとえ走行中であってもスイッチを押すだけで瞬時に車高を上げることができるので、ストリートや駐車場に頻出する段差や傾斜を難なく乗り越えることができる。コンプレッサーとエアタンクからなるボックスユニットは、純正工具などの収納スペースに設置される。ラゲッジルームをまったく犠牲にしない設計だ。ユニット自体は軽量コンパクト設計だから、重量増を最低限に抑えられる点も嬉しい。
だからこそ、率先して日常をともに過ごしたいAMG GTなどには鬼に金棒だ。特にこのAMG GTは2020年にわずか40台のみデリバリされた特別仕様車のナイトエディションだった。マット調のグラファイトグレーマグノというボディカラーや専用ホイールがそれを象徴するが、こうした稀有な個体を普段使いしながら大切に守り続けるためにもロベルタ・リフターシステムは大きな武器となる。車高変化に手を加えるとはいえ、純正の走行性能をまったくスポイルしないのもいいところ。これならAMG GTの走りを完璧に味わい尽くせる。
AMG GTの先祖的な立ち位置にして、よりスーパーカー色が強いSLRマクラーレンに対してもロベルタファクトリーは寄り添う。こうしたスペシャルモデルであっても、時にワンオフ体制を持って製品をインストールしてくれるのが、開発現場を兼ねるロベルタファクトリーである。新旧問わずあらゆるハイエンドカー、スーパースポーツを熟知した熟練マイスターが丁寧に取り付けてくれる。ボックスユニットやスイッチ類の取り付けも惚れ惚れするほど美しい。ボディや内装に手を加える必要もない上に、後付け感も皆無だ。SLRマクラーレンの価値を守り、そして後世に残すという意味でも価値がある。もちろんAMG GTで触れたように日常での利便性はきっちりと確保される。
ロベルタ・リフターシステムは装着してから5年間はメンテナンスフリーで使える上に、本体には10年保証(消耗品は5年)がつく。それだけ品質には自信が宿るからで、巷には10年以上、使い続けているクルマがたくさんある。あらゆる意味で我慢の要らない足まわりが手に入ることは、今まで数えきれないほどのVIPユーザーが身を持って体験している。いつも真摯にユーザーの声を聞き「お客さまに支えられ、信頼していただけることこそが最大の財産だ」と感じながら、ロベルタは今日も開発に勤しんでいる。
GENROQ 2025年3月号より
掲載メディア情報

媒体名:GENROQ 2025年3月号