贅沢な日常から、ホットな非日常までV.I.P.から絶大な支持を受けるリフターシステム

ロベルタ・リフターシステムは車種や国籍を、そしてクルマの世界観を選ばない。それが最高峰のイタリアンスーパースポーツカーであっても、日本人魂を感じさせる国産スーパースポーツカーでも、持ちうる走行性能を犠牲しないまま、巧みにデイリーユースの利便性をあげてくれる。今回の例はまさに、その幅の広さを体現するようだ。
これはロベルタファクトリーが独自開発した高圧エアシリンダータイプのエアリフトアップシステム。サスペンションのアッパー部分にジュラルミン製シリンダーを組み込み、高圧エアでロベルタ本体を駆動させることで長さを変化させて車高を操る。リモコンスイッチによって瞬時にロベルタ本体を動かせるので、ほぼ“待ち”がない。ポンプやエアタンク、コントロールユニットなどは車室空間をほぼ犠牲にせずに設置できるという意味でも、デイリーユースではほとんどストレスフリーだ。
今回の事例はまずフェラーリ458A(アペルタ)。458イタリアをベースに専用チューニングが施されたV8スペチアーレにして、しかもアペルタはそのオープントップバージョンだ。究極的なホットモデルなのにオープンエアクルージングができるという二面性を兼ね備える。それはロベルタ・リフターシステムの方向性と一致する。ボタンひとつで瞬時に車高を上げれば、オープンカライフがより便利快適になるのに、固有の走行性能を犠牲にしない。サスペンションのアッパー部分にロベルタ本体を組み込んでも、それ自体がほぼ剛体でサスペンション性能に影響を与えず、きっちりと足のセッティングができる。高荷重をかけてもカップ自体は剛体でヨレず、サーキットなどの全開走行にも耐えうる。新旧問わずあらゆるハイエンドカー、スーパースポーツを熟知した熟練マイスターが、世界限定499台という稀有な458アペルタに寄り添って、丁寧に取り付けるファクトリーの存在も無視できない。
そしてホンダNSXである。惜しくも生産は終了しており、総生産台数は3000台弱と言われるだけに、その希少性から来る価値を含めてロベルタ・リフターシステムを投入するメリットは大きい。これはNSXの個性であるSH-AWDの特性を把握しながら適正なストローク量やレートを持たせたオリジナルスプリングを投入している。このスプリングは国産最高品質のものにして、レートの制作誤差などを一本一本吟味してセットしている。だからこそ常に設計値通りにアシが動き、滑らかかつ上質に、なおかつライバルを蹴散らすパフォーマンスを持つ。
ロベルタ・リスターシステムは装着してから5年間はメンテナンスフリーで使える上に、本体には10年保証(消耗品は5年)がつく。また、数多くのスーパースポーツや名だたるプレミアムブランドカーの取り付け実績も豊富なので、全国のVIPからの信頼も絶大だ。今回紹介した458スペチアーレAやホンダNSXといったスーパースポーツのオーナーもロベルタの実績と信頼ゆえに入庫したスペシャルモデルなのだ。
GENROQ 2025年5月号より
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媒体名:GENROQ 2025年5月号